『ある日屍の美少年を拾った』 臨帝
竜ヶ峰帝人は23年間の決して短くはないがそう長くもない人生において初めて、ごみに話しかけられるという未知の体験を経験した。
ごみのようだと思ったそれは土や泥で酷く汚れ、薄汚いボロ山かなにかのように見える。元は黒かったのだろう布地には色々な物がこびりつき、腐臭とまではいかないがそれなりに臭い。しかも当然のようにぴくりとも動かないのだから、誰だってごみだと思うだろう。しかもすでに夜なのだから当然のように辺りは暗い。なのでそのゴミ山がなんなのか、暗くてきちんと確認できない。道端に落っこちている汚れたなにかなんて、ゴミ以外のなにがあるのだろうか。
「ねえ、聞こえてないの?」
とっさに口を両手で塞ぐことによって、なんとかゴミが喋った! と叫ぶのだけは免れた。よく目を凝らして見ると、ごそごそとゴミの山が、まるで生き物のように動いた。あ、これ生きてると帝人が認識した瞬間、そこに『顔』が現れる。
酷く綺麗で、それでいて酷く汚れている『顔』だった。帝人の短く整えられた髪よりも長い、やはり顔同様汚れたそれは肩につくかつかないかの長さで、男性にしては少々長い。この世には長髪を好む男性もいるからまっこうから否定するわけではないけれど、その髪型は彼には似合わないと思った。そしてなによりも、彼の顔に在るふたつの紅い瞳に、言いようのない感情が帝人の背を駆け抜ける。
「俺を拾ってって、言ったんだけど」
お金ならほら、こんなにあるよ。彼はそう言って無造作に上着らしいもののポケットからむき出しの札束を取り出した。百万円、はあるだろうか。彼の風貌とあいまって、ひどく厄介そうな雰囲気の漂う札束だ。絶対に合法ではない。拾ってと言う彼の願いをかなえれば、そのまま危険なことに首をつっこむことになるのは目に見えていた。帝人の好きな、『非日常』の気配がする。
「ぼろいアパートでよかったら、どうぞ」
そう言って差し出した帝人の手を、彼は信じられないようなものを見るような目で見つめた。そこに先ほどまでの、帝人が惹かれた雰囲気はない。
「あなたを拾います。あ、ぼくは竜ヶ峰帝人っていいます」
立ち上がった彼は帝人よりも背が高かったが、どこか幼い雰囲気を持っていて、帝人は勝手に年下だろうと見当をつける。行きますよ、声をかけると、彼は一言かすれた声で、なんで、と囁いた。
「さあ、なんででしょうね?」
帝人が笑うと、彼は呆れたような顔をして、じゃあ拾われとくよ、と言った。帝人が惹かれた、一目ぼれしたと言い換えても差し支えのない、死人のような紅い瞳を瞬かせて。
ある日屍の美少年を拾った
お題は歌舞伎さんよりお借りしました。
『私とあの人と野良猫の話』 臨帝
動物が好きな人はいるなら当然動物が嫌いな人だっている。地球上にたくさんいる動物の中で猫が好きな人もいれば嫌いな人もいる。たまにどうでもいいって人もいる。例えば目の前のこの人とか。
「人が好きとか言ってるので猫も好きなのかと思ってました」
「いやいや、人と猫ってぜんぜん違うじゃん」
「同じ動物じゃないですか」
ねーと、ぼくの手のひらを皿にして煮物を食べる野良猫に同意を求める。なごーとイエスなんだかノーなんだか判別できない返答をして、再びぼくの手のひらに顔を埋める。ざらざらとした舌が煮汁と一緒にぼくの皮膚を舐める。まるで神経をねっとりと舐められているような、くすぐったい感覚。たぶん不快じゃない。
学校帰りによく見かける、白と黒のそこそこふてぶてしい顔をした野良猫。漫画やアニメのイメージだと、野良猫って雨に打たれた今にも死んでしまいそうな小さくて儚い生き物って感じがするけれど、よく考えなくてもそんな弱い生き物は野良じゃやっていけるわけないから、自然と野良ってのは神経も生命線も太そうな奴に限られてくるのだろう。
この子たちは皆警戒心が強いくせに、餌をやる人には甘い顔を見せる。愛はいらないから餌をくれと媚びて鳴く姿は少し、いやけっこう好きだったりする。プライドだけでは生きていけないと、誰の教えてもらうでもなく知っているから。
「なに? 帝人くんって猫好きなの?」
「好きか嫌いかで問われれば好きな方です」
むしろ嫌いな人のほうが少ないんじゃないだろうか。猫アレルギーの人は除いて。そう答えると臨也さんは「ふーん」と自分が訊いたくせにどうでもよさそうな声を出して、ごく自然な動作で上着のポケットからナイフを取り出した。あ、嫌な予感。
「逃げて」
とっさに手のひらの煮物を遠くに投げる。煮汁を撒き散らしながら飛んでいったにぼしと芋に驚いた野良猫は一目散にどこかへ逃げ出した。間に合った、と安堵の息を吐く。ぼくが逃がすまで野良猫が鎮座していた場所には深々と臨也さんのナイフが突き刺さっていた。
「猫、嫌いじゃないって言ってましたよね?」
「うん。でも好きでもないから」
普通に猫を可愛がることさえできないのかと思うと、この人と会話するのが面倒になってきた。なんでこの人、ぼくと同じ人間やれているんだろう。今の行動をムービーにでも撮っていたら動物虐待とかで訴えられるんじゃないだろうか。
「ていうかさ、猫のくせに生意気なんだよね。俺の帝人くんに撫でてもらってるしご飯食べさせてもらってるし視界に入れてもらってるし存在を認知させてもらってるし可愛いって言ってもらってるし触ってもらってるし構ってもらってるし好かれてるし」
まるであなたとは大違いですね、とは言わないでおいた。享年16歳とか嫌すぎる。本当にこの人の扱いは面倒。よくわからないことで拗ねたり、不機嫌になったり、ナイフ出してきたり。
あの猫はどこに行ったんだろう。気になるけどそれを口に出すのも行動で表すのもやめておいた。この公園を猫の死体で埋め尽くしたくないから。だからぼくはきっともうぼくに近付いてこないだろう猫に、心の中でさよならと挨拶をした。
私とあの人と野良猫のはなし
お題は選択式御題さんよりお借りしました。
『グッバイラズベリーデイズ』 臨帝♀
タルトの上にどでんと乗っているつやつやの果物を見ているのが好きだ。つや出しに薄く伸ばしたジャムを塗られて、綺麗に光を反射している姿が、好きだ。味とかは関係なくて、見ているだけで満足するのだと離すと、臨也さんはなにそれ、と笑った。
「食べなきゃ意味ないじゃん」
「だって、食べたらそこで終わりじゃないですか」
ぼくの前にはお皿に乗せられたベリータルト。やっぱりてかてかと光っている。赤いそれは宝石みたいだ、と思うと、ますます食べる気がしなくなってきた。せっかく臨也さんに連れてきてもらったのに、やはり食べないままというのはもったいない。他のケーキを注文すればよかったのだけど、ウィンドウガラス越しに季節限定と宣伝されていたこれを見た瞬間、口が勝手に注文していた。
「食べないの、帝人ちゃん?」
自分はコーヒーだけ注文して笑っている臨也さんの目が、せっかく俺が奢ってあげたんだから食べないなんて選択肢はないんだよ? と語っていた。臨也さんの機嫌を損ねると後が怖いので、ぼくは意を決して上からすくうように一口、ぱくんと食べてみた。
「どう? 美味しい?」
「・・・・・すっぱい、です」
乗っていたラズベリーが、甘酸っぱい、というか酸っぱい。なにかの味に似ていると考えて、どこかの少女漫画で読んだ、片思いの味だ、と思った。口の中に広がる、甘味と無縁な酸味。
このタルトと片思いは所々似ている。見た目はものすごく綺麗なところとか、眺めているだけで満足できるとことか、欲張って口に入れると酸っぱくて苦しいとことか。
「ふぅん、酸っぱかったんだ?」
「はい、とても」
「じゃあさ」
この時臨也さんが何を考えていたのか、ぼくには全く分からない。なにもかも全てお見通しだよ、って顔してるこの人は、やっぱり何をされるのかわかっていなかったぼくのほうをみてにこりと笑って、フォークでラズベリーだけを一突きすると、目の高さまで持ち上げた。そしてそのまま、ぼくの口へラズベリーを放り込んで、
「っ!?」
突然臨也さんの顔がなんかすごく近くにあるな、とか思ったら、ちゅ、とかそんな優しいものじゃなかった。生温かくてぬるぬるしたものが口の中に入ってきて、ラズベリーを、ぼくの舌に押し付けて潰した。薄い皮が押しつぶされる感触と口に広がるラズベリーの果汁、それから生々しく動く臨也さんの舌の感触に眩暈がした。
「甘くなった?」
白昼堂々しかも店内で人の目があるところでなにやってんだこの人はていうかなんで今ぼくキスされたの全然嫌じゃなかったんだけどていうかむしろ嬉しいんだけどとか色々思ったけど、ぼくはとりあえず頷いておいた。臨也さんに食べさせられたラズベリーは、胸やけするくらい甘ったるく感じられたから。
グッバイラズベリーデイズ
(酸っぱいだけの日々に さようなら!)
お題はカカリアさんよりお借りしました。
『砂糖は甘いという間違った認識』 臨帝
帝人くんを怒らせた。
理由はわかっている。ここのところ厄介な仕事ばかりで精神的にも肉体的にも非常にまいっていて、このままじゃひからびて死ぬ、帝人くん不足で死ぬ、とメールを送ったら、なんですかこれ超ウザいんですけど臨也さんの主成分はウザさでできているんですねわかりますといった辛辣な文章に隠れて、じゃあ泊まり込みでぼくが手伝いに行きましょうか、と書かれていたのを見つけたから、俺は即もろ手を挙げてOKを出した。だって帝人くんが足りていなかったんだから、帝人くんにできるのは書類整理とお茶くみくらいだってことは全く問題なかった。
いや問題はあった。その時の俺は帝人くんが足りていなかった。圧倒的に、絶対的に、サハラ砂漠の砂よりも乾燥していた。そんな時に帝人くんが目的はどうであれ泊まりに来るんだから、なんていうか、腹をすかせた狼に子羊を投げ込むなんてレベルじゃない。蟻の巣に砂糖菓子を置く? ハイエナの前に死骸を捨てる? とにかく、大変なことをしたし、大変なことになった。帝人くんを泣かせた。いや、たぶん啼かせた、のほうが正しいのかもしれない。もしくは喘がせた。その結果どうなったかというと、俺のベッドのシーツは色々な液体で汚れて駄目になったし、帝人くんが昼過ぎまで立ち上がれなくなった。
そして現在にいたるわけなんだけど、帝人くんの機嫌は一向に回復する兆しをみせない。まあ当然と言えば当然なんだけど、俺の精神的にも、そしてこれからのいちゃいちゃ生活のためにも、非常によろしくない。彼の機嫌が良くならないことには、目の前にどんと積まれた仕事を片付ける気にもなれない。
「帝人くん、ちょっといいかなー?」
「なんですか、臨也さん」
初、恋人に強姦魔扱いされた。いやあれは同意だよねと言いたかったけど、そんなこと口に出したら秒速で帝人くん専用のセコムを呼ばれる。セルティか、もしくは大変気に入らないことにシズちゃんか。最悪、両方ってこともありえるので懸命な俺は本音を心のロッカーに厳重に鍵をかけてしまった。
「喉が渇いたからコーヒーもらえるかな? あ、砂糖は多めで」
「わかりました」
毒を吐かれた上に拒否されるかと思ったけど、意外とあっさり帝人くんは受け入れてくれた。かちゃかちゃとキッチンで帝人くんが準備をする音が聞こえてきて、俺はあー新婚さんみたいだな幸せだないっそ本当に籍入れるかとか、少し前までの焦りや不安をなかったことにしてくつろいでいた。
「どうぞ、臨也さん」
「うん、ありが・・・と・・・う?」
かちゃ、と出されたのはコーヒー? だった。なんていうか、液体じゃなくて固体になってるあたり、俺の?を理解してほしい。コーヒーというより、カップに積まれた黒褐色の山という感じだ。いや、確かに砂糖多めでって言ったけど、砂糖メインで、と注文した覚えはないよ。
ちらりと帝人くんを見るとにこにこ笑っている。うん可愛い。ものすごく可愛い。まあ砂糖過剰摂取くらいで帝人くんの気が済むのなら、と俺はそのコーヒー? に口をつけた。
「ぎw4hfぉふぁhgくぃぉjfd三bvぇ@efo0!!?!」
吹いた。下品だけれど、盛大に俺はコーヒー? を吹いた。液体を吸収して黒褐色になっている塊は砂糖ではなかった。濃すぎてもはや苦痛以外のなにものでもないこれは塩だ。
「み、帝人くん、これって・・・・」
「どうかしたですか、臨也さん? あ、お砂糖足りませんでしたか?」
にっこりと愛らしく微笑んだ帝人くんが持っているのは、まぎれもなく塩の容器だ。OK、理解しろ俺の脳みそ。これは砂糖だ。しょっぱすぎてもはや凶器になっているこれは、誰が何と言おうとも砂糖だ。素直にこれ塩だよと指摘したら、今度は味○素が山盛りいっぱい盛られたコーヒーが来るかもしれない。
たかが塩分過剰摂取がなんだ。うちの砂糖はしょっぱいんだ。そう思い込め、俺。そしてよく覚えておこう。帝人くんを絶対に、怒らせてはいけないと。
砂糖は甘いという間違った認識
お題はカカリアさんよりお借りしました。
『あなたのことが』 静帝
よく漫画やドラマである。お酒を飲んで、酔っ払って、恥で死ねるような醜態をさらして、でも次の日には全部忘れているっていう都合の良い展開。ころころとその辺にたくさんあるから、お酒ってそんなもんだとずっと思ってた。嫌なことを忘れられる素敵な飲み物。さすがにそれは行きすぎだけど、そんな風に思っていた時もあった。小さい頃は特に。
「・・・・・・昔のぼくのばーか」
思わず過去のぼくを罵る。ばかばかばか、大馬鹿。具体的にいつかというと、お酒に憧れていた小学生の頃のぼくと、新羅さんに誘われるままほいほい飲んだ昨夜のぼく。馬鹿じゃないの。酔っ払っていたぼくの、大馬鹿。でも一番悪いのは、鍋パーティーでテンションがおかしくなっていたとはいえ未成年にお酒を飲ませた新羅さんだ。
全部を忘れてるなんて都合の良いことなんて起きなかった。覚えている。ぼくは全部覚えている。酔っ払ったぼくが何をしたのかを。ふにゃふにゃになって、笑ったかと思えば泣きだして、手のつけようがないぼくを覚えている。
たまたま隣で鍋をつついていた静雄さんに寄りかかってものすごく迷惑をかけた。覚えていたくないのに覚えている。完全にたちの悪い酔っ払いになったぼくを、それでも付き離さずに面倒を見てくれた静雄さんも、覚えている。覚えているからそこ、こんなにも嫌なんだ。
泣きたい。泣きわめきたい。いや、それよりも穴を掘ってそこに閉じこもりたい。誰にも会いたくない。今だったら地球が滅んだっていい。そんな馬鹿げたことを考える。だって仕方ない。今のぼくはいわゆる、朝チュン状態だから。
くしゃくしゃになったシーツにくるまって、全裸。腰超痛い。あと頭も痛い。これが噂の二日酔いってやつか。見たことない綺麗な部屋。ホテルみたいな部屋。当たり前だ。ここはラブホなんだから。
「あ・・・・」
「あ・・・・」
色んな初体験に混乱しているうちに、部屋のドアが開いて静雄さんが入ってきた。上半身は裸で、髪が少し濡れているから、きっとシャワーを浴びていたのだろう。昨日はたくさん汗をかいたから。
「えっと・・・・・・身体、大丈夫か?」
「・・・・・・・・・大丈夫、ではないですね」
静雄さんが超気まずそうに、それでもぼくの身体を労わってくれる。ぼくも気まずい。超気まずい。全部覚えているから、余計に気まずい。昨夜ぼくがなにをしたのか。静雄さんの下でどんなふうになったのか。全部覚えている。
ベッドの上でシーツにくるまったぼくを見て、静雄さんが顔をそらす。きっと呆れられているんだ。どうしよう、泣けてきた。消えてしまいたい。今日をなくしたい。わけわかんない。いや、わかるんだけど。もう悲しくて、恥ずかしくて、頭の中がぐちゃぐちゃになっていく。なんで、とか、どうして、ばっかりが浮かぶ。
ぽろりとぼくの頬を生温かい液体が滑る落ちる感触がしたけれど、それを拭うことさえ、できやしない。
あなたのことが
(好きだから余計に、忘れたいんです)
お題はRe:さんよりお借りしました。
『だって、寂しい、って言ったらあなた困るでしょう』 臨帝♀ 帝人は高校卒業後地元の大学に行っている設定で
『こんばんはー、宿題終わった? 帝人ちゃん、科学苦手でしょ』
「なんで明日提出の課題が科学だってわかったんですか? みっつ数えるうちに盗聴器のありかを言わないとこの電話が終わった後に静雄さんに電話していちゃつきます」
『スニーカーの靴底にへばりついているガムの中と通学用鞄についている白いお守り袋の中と帝人ちゃんが今座っているイスの座席部分の底』
「臨也さん気持ち悪いですもげればいいのに」
『死ねばいいのにならまだわかるけどもげればいいのにってどういうこと!?』
「もげればいいのに、股間が」
『でもそれだと将来的に帝人ちゃんが困るよ?』
「困る要素なんてこれっぽっちもありません」
『あるよ。セ――』
「それ以上言ったら静雄さんに乗り換えますよもげろ」
『マジすいませんでした』
「謝るくらいなら最初からしないでくださいはげろ」
『その不穏な語尾やめてくんない?』
「別に行動するわけじゃないですよ? こうなればいいなあって思っているだけです轢かれろ」
『ねえそれ死ぬから。轢かれたら死ぬから』
「別に死ねとは言ってませんよ静雄さんに殴られろ」
『結果的に死ぬから! シズちゃんが絡んだ時点で死ぬから!』
「面と向かって言われないだけマシだと思ってください」
『いっそ面と向かって言われたいけどね』
「え、臨也さんってマゾなんですか?」
『なんでそういう意味で捉えちゃうのかな!?』
「だって今の発言はそうとしか」
『遠距離恋愛中で恋人に会えなくてさびしーい、とか言ってもいいんだよ?』
「・・・・・・・・・・・言いませんよ、そのかわり」
『?』
「ぼくが大学を卒業した時に一番に迎えに来てくれないと許しません」
『卒業式が終わったら即連れ去ってあげるよ』
だって、寂しい、って言ったらあなた困るでしょう
お題はRe:さんよりお借りしました。